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2011年3月

2011年3月27日 (日)

プルトニウムの分析について簡単に語ってみた

どうも、エビでございます。
Twitter上で、なんかプルトニウムについて色々騒がれているな、と思っていたら、以下のニュースがあったのですね。(本日はほとんどTV見ていない)

プルトニウム漏出も調査=土壌採取し分析-東電
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032700148
 東京電力は27日、福島第1原発各基の原子炉から、毒性の強いプルトニウムが漏出していないか調べるため、同原発敷地内の土壌を21、22両日に採取したことを明らかにした。
敷地内の5カ所で土壌を採取、日本原子力研究開発機構と日本分析センターに回された。分析は23日から始まり、結論が出るには約1週間かかる。同様の土壌採取は28日からも週2回続けるという。

一言:このときの会見で、東電が分析機器を持っていないことも判明したため、ネット上では非難の嵐で、さらに混乱状態に拍車がかかっているようです。



エビは放射線等の専門家ではなく、詳しくもないので・・・
プルトニウムの人体への影響等については信頼できるであろうページのリンクを貼るに留めます。
原子力・エネルギー教育支援総合サイト「あとみん」より
プルトニウムの人体影響

で、多少わかる内容であるタイトルのプルトニウムの分析について語ります。
これは、今回は土壌中なので、どちらかの方法でやっているものと思われます。

放射能測定法シリーズ28 環境試料中プルトニウム迅速分析法(平成14年)
放射能測定法シリーズ12 プルトニウム分析法(平成2年改)

(今後食品中の測定をする場合は、緊急時における食品の放射能測定マニュアルに従います)

で、シリーズ12の方法である、分離精製した溶液をステンレス鋼板上に蒸着・・・じゃなくて電着させてα線計測するなんて方法は食品分析を生業としている人間には語れないので

今回の測定はシリーズ28 環境試料中プルトニウム迅速分析法で行っているという前提で記述します。
迅速性からいっても、こちらを使っている可能性が高いです。
(シリーズ12方法では前処理だけで30-40時間、シリーズ28方法では測定時間含めて14時間と書かれています)

・・・といっても、この迅速分析法は誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MSという方法で測定します。
分析に多少携わっている方ならおわかりでしょうが、これは金属を分析するのに使用する機器です。
残念ながらエビは、金属の分析といったらナトリウム、カリウム、鉛について乾式分解後、原子吸光計で分析したことしか経験がないので・・・(^◇^;)

簡単に分析の前処理は大変だよ、という趣旨で一般の人にわかりやすい形で書いていきます。
分析がわかる方は、素直にリンク先のシリーズ28を読んでください。

1.マイクロウェーブ高温灰化装置などを使って500℃で100分加熱する。
○マイクロウェーブとは・・・すっごく簡単に言えば、超強力な電子レンジです。
基本的に有機物は分解する必要があるので、まずは灰にしてしまいます。

2.テフロン製の容器に移し、硝酸-フッ化水素酸混合溶液を加え、プルトニウム(Pu-242 標準溶液)も加える。
○ここで出てくるフッ化水素酸はとても強力な酸で毒物であり、ガラスを溶かす性質があります。そのため、酸に侵されないテフロン製の容器が必要になります。Pu-242 標準溶液を加えるのは、このPu-242の量を元に他の放射線プルトニウムを計算するからです。

3.再びマイクロウェーブ分解装置で分解する。(装置にもよるけど、5分から30分くらい)
その後、水で30分間冷ます。
○冷まさないと危険なため検査作業が続けられません。

4-1.さらに別のテフロンビーカーに移した後、溶液をホットプレート上で蒸発濃縮させる。(時間は書いてないけど、最低1時間はかかる気がする)
4-2.移す前のテフロン製容器に再び硝酸-フッ化水素酸混合溶液を加え、3の工程を
もう一度行う。
○テフロン製容器に残っているPuを取り逃さないようにもう一度同じ作業を繰り返すというところ?

5.テフロン製容器の中身を硝酸で洗いながら、先ほどのテフロンビーカーに加える。
○テフロン製容器にPuが残らないように洗います。

6.亜硝酸ナトリウム溶液(20W/V%)5mlを加え、かくはん後、ホットプレート上で約30分間加熱する。この作業をさらに2回行う。
○Puの化学形態をすべてPu4+にする重要な工程。この形態にしておかないと分析できない。

7.硝酸(3十2)を加え液量を30~40mlとした後、ホウ酸0.3gを加え、加熱・溶解後、室温まで放冷する。
○ホウ酸を加えることにより、今後の工程で邪魔になるフッ素(フッ化水素酸由来)の影響を抑えることが出来る。

8.固形物を取り除くためフィルターで濾過する。

・・・ここまでが前処理(その1)です。
これでようやくプルトニウム分析用試料溶液ができました。

次からは、プルトニウムのみをきちんと測定するために、陰イオン交換樹脂カラムの作業があります。

9.先ほど出来上がった試料溶液を陰イオン交換樹脂カラムに通し、硝酸30mLで洗う。
○この工程で主にウランを洗い流します。ウランを洗うのは、ウランの水素化(238UH+)がm/z239(Pu-239)の測定に影響を及ぼすからです。

10.塩酸で洗浄する。
○これはトリウムを洗いながすため。ここも30分。

11.ヨウ化アンモニウム(5W/V%)-塩酸混合溶液(容積比 3:7)を流し、樹脂に吸着したプ
ルトニウムを溶離する。しつこく30分かかる。

12.硝酸を加え、蒸発乾固する。
○突沸を起こしやすいので、時間かかります。たぶん1時間以上。

13.酢酸(4mol/L)10mlを加えて溶かし、これを別の種類の陰イオン交換カラムに通して、酢酸溶液20mLで洗浄する。
○ここで残ったウランを完全に取り除きます。正確には、ウランはイオン交換カラムに残って、プルトニウムだけ下に落ちてきます。

14.ホットプレートで蒸発乾固させて、硝酸(1+13)5mlを加えて溶かす。
これを硝酸(1;13)を用いて25mlメスフラスコに移し、さらに硝酸(1+13)を加えて定容とし、ICP-MS測定試料溶液とする。
○これでようやくICP-MSで分析できる状態になりました。

後はICP-MSで分析するだけです。

長々と書きましたが・・・
プルトニウムの分析をするには、前準備としてこれだけの工程があるということを伝えたかったのです。

単純に考えて、(前処理1)で1日、イオン交換カラムの作業と分析で1日はかかる気がします。現実は、検査上実際にやらないとわからないポイントもあるでしょうから、実際は1,2日の猶予期間もほしいところ。

あとのデータ解析、書類作成等を考えると、検査成績を出すにも1週間は最低レベルとして時間的に欲しい気がします。

これと比べると、放射性ヨウ素やセシウムの前処理はとっても簡単なほうです。
・・・基本的には容器につめるだけですから(^◇^;)
(といっても、実際の分析上の注意点とかを考えると、決して楽な検査ではありません)

2011年3月23日 (水)

「食品の放射能測定マニュアル」における留意事項について

今回は短め。

緊急時における食品の放射能測定マニュアル

これに関する留意事項が翌日の3月18日に通知されてました。

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づく検査における留意事項について

一部抜粋

野菜等の試料の前処理に際しては、付着している土、埃等に由来する検出を防ぐため、

これらを洗浄除去し、検査に供すること。
なお、土、埃等の洗浄除去作業においては、汚染防止の観点から流水で実施するなど十分注意すること。

えーと・・・
測定マニュアルの表とか(たぶんこれ
緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法には

作物を水で洗うって書かれてないんですけど、いきなり洗うことが追加されてます。

これって、洗い方によって測定値のバラツキが大きくなると思うのですがねぇ。

まあ、土とかの付着物がついているとそちらの数値を拾って過大に計測される可能性も十分考えられるので、あながち誤った指示でもないのですが・・・

例えばエアーダスターで土を吹き飛ばすとか、
流水で1分間洗い流すとか、

洗い方もしっかり決めておいたほうがよかったと思うのですが・・・。

2011年3月19日 (土)

検出された数値をシーベルトに換算してみた

早速、食品中の放射線の検査結果が報道されました。

福島県産及び茨城県産食品から食品衛生法上の暫定規制値を超過した放射能が検出された件について

福島県の原乳、及び茨城県のほうれん草から暫定基準値を超える測定結果が出ました。
(原乳の最大値:1510 Bq/kg、ほうれん草の最大値:15020 Bq/kg)

実際に摂取したとか、今後はどうなるかについては、下記のTogetterによくまとめられているので、ご参照ください。
TVとかの報道ではどうしても危険だ!という論調に流れやすいので、東大病院放射線治療チームの情報はチェックしたほうがいいです。

東大病院放射線治療チームによる「内部被ばくと福島の"牛乳問題”の解説」

今回の分析結果は、測定単位がBq/kgであるため、人に対する影響を見るにはチト具合が悪いです。

食品安全委員会の資料によれば、
東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性について

ベクレル(Bq) :単位時間内に原子核が崩壊する数
シーベルト(Sv):人間が放射線を浴びたときの影響度を表す単位

つまり、ベクレルの数値のままでは、人への影響度は考察できないのです。

なので、食品安全委員会の資料にある換算係数を使って、今回の数値をシーベルト(Sv)に換算してみました。

換算係数(実効線量係数)は、
ヨウ素131の場合では 2.2×10^-5
普通に数値で書けば 0.00022

ですので、今回のケースの最大値で計算してみると・・・

 原 乳  :0.03322(mSv)
ほうれん草:0.33044(mSv)

となります。

そして、実際に食べる(飲む量)も考えなくてはなりません。
ベクレルの単位はBq/kg。
つまり、1kgを食べたときの数値なのです。

原乳もほうれん草も、普通の食事をしていて1kg食べたり飲んだりことはまずありません。


原乳のデータはないので、牛乳で代用します。
牛乳摂取量は、このページによれば、1日あたり約100g。
1kgの十分の一。係数は0.1。

ほうれん草の摂取量は・・・なんかうまくネットの検索で見つけられない(^◇^;)
ここは茨城新聞社のツイートを信用して、1日あたり15gとします。
15g÷1000gで、係数は0.015。

これに、先ほど求めたシーベルトの値に掛けてみます。

 原 乳  :0.03322(mSv)×  0.1=0.003322mSv

ほうれん草:0.33044(mSv)×0.015=0.004975mSv

(正しい摂取量データがわかる方は、各自計算してみてください。また、もっと飲むぞ食べるぞ!という方は係数を各自変更して計算してみてください)

実際の摂取量は、こんな感じになると思われます。
(ただし、放射線の摂取に関する計算がこういう方法でいいのかは少々自信がありません(^◇^;)間違いがありましたら、ご指摘おねがいします。)

この計算した数値と、東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(放射線医学総合研究所)にある参考図を比べると・・・

あとは、各自考えてみて下さい。

2011.3.20追記

Twitter上では、こういう計算も出ていたので参考までに載せておきます。

201103201

上記のTwitterのリンク先ですが、今回の暫定基準値は、ここから来ているようです。

防WG第5-4号
「原子力施設等の防災対策について」(防災指針)改訂案

2011.3.20追記2

分析に関しては、こちらも参照したほうがよさそうです。

緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法

2011年3月18日 (金)

食品の放射能測定

放射能には詳しくなくても、検査のことならある程度は語れると思うので。
(エビがわかる範囲で。誤り、間違いがあったら指摘してください)

この通知は、食品関係者ならご存じのかたも多いでしょうが・・・

放射能汚染された食品の取り扱いについて  (報道関係者向けページ)

平成23年3月11日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、周辺環境から放射能が検出されています。このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、原子力安全委員会により示された「飲食物摂取制限に関する指標」を暫定規制値とし、これを上回る食品については食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることないよう対応することとし、別紙のとおり各自治体に通知しました。

放射能汚染された食品の取り扱いについて (食安発0317第3号、平成23年3月17日) 

日経新聞
国の原子力安全委員会が原子力災害用に定めた「飲食物摂取制限に関する指標」を採用し、生産者などは基準値を上回る食品の販売や加工などが食品衛生法に基づき禁止される。

誤解を恐れずにざっくりいえば、暫定基準値超えて放射線が検出された食品は回収廃棄しますよ、ということです。

普通の人には、食品安全委員会の資料の方がわかりやすいと思います。
東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性について

この中で、放射線に関する暫定基準値が記載されています。
例えば・・・
放射性ヨウ素(混合核種の代表核種:131I)による測定(131の数値は本当は上付き)
飲料水、牛乳・乳製品 300(Bq/kg)
野菜類(根菜、芋類を除く。)2,000(Bq/kg)

放射性セシウムによる測定
飲料水、牛乳・乳製品 200(Bq/kg)
野菜類、穀類、肉・卵・魚・その他 500(Bq/kg)
(Bqはベクレルと読みます。シーベルトへの換算係数は上記のリンクを参照してください)

放射性ヨウ素とかセシウムとかと分類されていますが、これは分析機器による違いです。

ここに測定マニュアルがありますが、
緊急時における食品の放射能測定マニュアル

分析機器で分類すると、
NaI(Tl)シンチレーションサーベイメータだと放射性ヨウ素、ゲルマニウム半導体検出器では放射性セシウムを使用して測定します。

測定マニュアルには、、ウラン分析及びプルトニウム分析についても書かれています。(誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)を使用)

注意:全国で行われている環境放射線測定は、また別の分析機器で測定されています。(単位もμGy/hと違います)

さて、こうなると食品検査となりますが・・・
農薬とかであったような風評被害のようなことにはなって欲しくないものです。
また、販売する側とかが安全性担保とかの建前振りかざして作物に対して測定データを要求するようなことはやらないでいただきたい。
チェルノブイリの時でも、日本国内に輸入された食品で基準値超えた事例ってほとんどないのですから、今回のケースではおそらく基準値以下になる可能性が高いと思われます。

・・・しかし、この食品中の放射線の検査できるところって、相当限定されるのですが・・・
ソ連原子力発電所事故に係る輸入食品の監視指導について平成三年八月三〇日

公的機関をのぞいてはそんなに多くありません。
公的機関でも、すべての県で行えるわけではありません。
緊急時における食品の放射能測定マニュアル の21,22ページに平成14年時点の機関名が書いてあります)

ということで、今回の検査は普通の人が検査依頼することは十中八九できないと思います。

後日、国や都道府県から検査結果の公表があるでしょうから、それを待って、検査結果見て安心したいものです。

2011年3月16日 (水)

都内の環境放射線測定結果

タイトル通りですが、都内の環境放射線測定結果を報告したいと思います。
その前に、まずは公式発表されている場所のリンクを。

東京都健康安全研究センター

・【参考情報】 「身の回りの放射線」

・都内の環境放射線測定結果 

(追記:文部科学省まとめによる全国のデータ

東京都産業労働局

・都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定結果について (PDFファイル)

そのうち、東京都健康安全研究センターのホームページがアクセス多数のためか非常に接続しづらい状態になっています。

丸ごとデータ移すと著作権とか色々うるさいかもしれないので、加工してグラフにしました。
3月15日の0時から3月16日の19:59まで、1時間ごとの測定値をグラフにしたものです。
(単位:μGy/h(マイクログレイ/時間))

Photo

このグラフで大体の傾向はつかめると思います。

元の表を見ればわかるのですが、補足説明として・・・

・3月以前および3月15日の03:00~03:59 までは0.04(μGy/h)ちょっと切るくらいの数値でした。
・ 04:00~04:59に線量率最大値が0.147(μGy/h)と上昇。その後 06:00~07:59の間は約0.05(μGy/h)と下がり、ほぼ通常通りになった。
・8:00から数値は上がり、10:00~10:59で線量率最大値が0.809(平均値は0.496)(μGy/h)となった。
・19:00~19:59には線量率最大値が0.458(μGy/h)と、グラフ的には2つめの山になった。 
・16日の13:00以降は、線量率最大値は約0.057(μGy/h)で安定して推移している。

エビは放射線放射能関係については詳しくないので、グラフ提示と簡単なコメントのみにさせていただきます。ただし、単位は重要なので、しつこくほとんどの数値につけました。

そのかわりといってはなんですが、放射線関係でよくまとめられているHPのリンクを張って、本日の記事を終了させていただきます。

放射線の話
東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(放射線医学総合研究所)
原発に関するQ&Aまとめ

日本の原発についてのお知らせ;英国大使館(仮訳)


・・・早く普通の食品衛生の記事が書ける状況というか気分にになりたい・・・

2011年3月13日 (日)

今、被災地以外の方ができることは

皆様ご存じの通り、平成23年3月11日(金)14時46分頃、
東北地方太平洋沖地震が発生しました。

2011/03/13、13時15分時点ではマグニチュード9.0という発表で、地球上でも最大限の地震でした。

私は都内在勤在住で、実際に激しい揺れを体験し職場待機で一晩過ごし、翌朝帰宅しました。

このような状況で添加物や食品衛生のことを書いても意味がないので・・・
今、被災地ではない人たちが出来ることを書き連ねようと思います。


現地の方にはこちらのblogの方が役に立つでしょう。

阪神震災を経験して今思うこと
http://ameblo.jp/fivefour/entry-10829122496.html#main


1.節電
東日本エリアで、電気ガス水道のライフラインが無事なところは是非節電をお願いします。
東京電力:節電のお願い
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

おまけ:ネット上では、「ヤシマ作戦」と名付けた節電への協力が広がってます。ヤシマ作戦は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場した作戦名。第5使徒ラミエルを倒せる超長距離射撃のために日本中から電力を集めた作戦の内容になぞらえている。
Twitter上での動きはハッシュタグ「#yashimasakusen110312」

なお、関西電力では今回の件について
(私が記事書いた時点では)節電とかの文字はなく、「震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。」となっています。
http://www.kepco.co.jp/

2011.3.13、15:30頃:関西電力についてさっそく追記

当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社協力しながら融通可能な範囲で最大限の電気の融通を行っております。
[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を 東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設の容量は上限が決まっております。

要するに関西方面では、

少しは電気容量少なくなるかもだけど、東日本に送れる上限があるから関西電力担当範囲はまず大丈夫だよ。と解釈していいのかな?

2.固定電話、携帯、携帯メールの使用は必要最小限として控えること。
家族友人の無事が確認できたら、使用しないようにして、本当に必要な方々が使えるようにしましょう。

現在の電話使えません情報
NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/release/1103/110313a.html

DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/info/network/kanto/pages/110311_2_d.html

au
http://www.kddi.com/news/important/important_20110312212519.html

SoftBank
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/information/kinkyu/detail.jsp?oid=537231423

WILLCOM
http://www.willcom-inc.com/ja/info/failure/00000052.html

3.伝言ダイヤルなどを活用しましょう
被災地にいる方々に無事かどうかを確認したい場合は電話やメールよりも伝言ダイヤルなどを使いましょう。私も茨城の親戚の安否確認に使い、伝言で無事とのメッセージが入っていて安堵しました。

NTT
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/web171/index.html

緊急用の伝言ダイヤル。
171でかけて「 1 」をプッシュ。→ 自宅番号入力 → 伝言吹きこみ
171でかけて「 2 」をプッシュ。→ 家番号を入力 → 伝言再生


DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html?ref=gp_top

au(いきなり携帯用のページになります)
http://dengon.ezweb.ne.jp/

SoftBank
http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html

WILLCOM
http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html


4.物資の寄付やボランティアは個人ではしない。
個人のマンパワーはこういう面では非常に弱いです。それどころか逆に混乱を招くことになります。公的機関などからアナウンスがあったら、そのときに初めて行動しましょう。むしろ、お金を寄付することが現地の人たちには一番役に立つでしょう。


福島県
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23603

青森県(Twitter)より(2011年3月13日 20:40追記)

@AomoriPref 青森県庁
【青森県救援/支援情報(13日15時30分現在)】今回の地震に関する個人からの救援物資につきましては、受け付けないことに決まりました。混乱を避けるためですのでご理解願います。#aomorist #aomori


5.個人blogやSNS、Twitterなどをやっている人はとりあえず1つ何か書きこみましょう。
ただ書くだけで安否確認ができます。それを見た人は「この人は、最低限書き込める程度には無事」と判断できると思います。電話やメールや伝言板の負荷を下げることができるかも?

6.デマには気をつけて!
こちらにまとめて書かれています。
東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1

一部抜粋しますと・・・
・有害物質の雨がふる?
・外国人犯罪流言
・埼玉県の水を飲むな?

当然、これらは嘘ですからね。


迷ったときには、公的機関の明らかにしている事実のみを信用してください。



7.ずっとTVやラジオやTwitterに張り付いて情報収集しつづけているのはよくない。
精神的に参ってしまいます。
ビデオとかを見たり、ゲームをしたり、大丈夫なところでは散歩にいったりして気分転換した方がいいと思います。
(節電とは相反するところもありますが、自己を守ることも重要ですよ)

8.原発関係(2011.3.13 22:05更新)

放射線等の知識がイマイチな私が下手に解説するよりも、こちらのHPを参照してください。

早野教授のまとめ

http://smcjapan.blob.core.windows.net/web/faq.htm


取り止めなく書きました。
修正、訂正箇所があったら指摘お願いします。




その他役に立つと思うリンク

災害時、あなたの善意で、人が死ぬ
http://n-styles.com/main/archives/2011/03/12-154613.php

被災地ではない地域のツイッターユーザーにお願いしたい5つの事
http://e0166.blog89.fc2.com/blog-entry-866.html

宮城県付近避難場所、東京都付近避難場所、各種携帯用伝言板、伝言ダイヤルまとめ
http://e0166.blog89.fc2.com/blog-entry-865.html

心に残るつぶやき
http://prayforjapan.jp/tweet.html

こんなときだから
http://www3.atwiki.jp/cloud9science/pages/200.html

テレビ東京の決断を支持します
http://d.hatena.ne.jp/fut573/20110313/1299978991


2011.3.12  20:35リンク追加

遠くからでもできること、すべきでないこと、被災地の人々に迷惑をかけず助けとなるための行動法まとめ
http://gigazine.net/news/20110312_how_to_help_your_loved_ones_from_afar/

2011年3月 9日 (水)

食品衛生法上の分類+α

食品添加物の食品衛生法上での分類について書いていきます。

と、その前に・・・
日本独自の概念として、化学的合成品(合成添加物)と天然物(天然添加物)について簡単に説明します。たぶん明確な定義はないとは思いますが・・・。

合成添加物:化学的に合成されて作られる添加物
天然添加物:植物、動物、鉱物、昆虫などに含まれる成分を添加物として使用。

・・・正直言って、この分類はあまり意味がありません。
天然添加物といっても、大抵のものは抽出・精製・濃縮の化学工業的に作られますし、
合成添加物といっても元は自然にある成分であることもままあります。

まあ、既存添加物の説明で出てきますが、昔の食品衛生法の指定の範囲がなぜか化学的合成品と天然物を区別していたゆえに、科学的に見ると妙な分類が出来上がってしまったという感じです。

では、食品衛生法上での分類について書いていきます。
・・・といっても、すでに厚生労働省や東京都福祉保健局などで書かれているので、ここでは厚生労働省のHPから引用し、コメントをつける形にしたいと思います。

添加物に関する規制の概要 (厚生労働省HP)

指定添加物
食品衛生法第10条に基づき、厚生労働大臣が定めたもので、食品衛生法施行規則別表1に収載されています。
指定添加物リスト(規則別表第1)
平成22年12月13日時点で411品目あります。

コメント:別表1に収載されている添加物をじっと見てみると・・・いわゆる化学的合成品だけしかないように見えるのは気のせいでしょうか・・・?

既存添加物
 平成7年に食品衛生法が改正され、指定の範囲が化学的合成品のみから天然物を含むすべての添加物に拡大されました。法改正当時既に我が国において広く使用されており、長い食経験があるものについては、法改正以降もその使用、販売等が認められることとなり、例外的に食品衛生法第10条の規定を適用しないこととなっております。そのような既存添加物は、既存添加物名簿に収載されています。
既存添加物名簿収載品目リスト
平成23年1月11日時点で419品目あります。

コメント:結構、いわゆる健康食品といわれるものと品目が被るものが多いです。また、「なんでこんなものが?」と驚くようなものもあります。

天然香料
 動植物から得られる天然の物質で、食品に香りを付ける目的で使用されるもので、基本的にその使用量はごく僅かであると考えられます。
天然香料基原物質リスト

コメント:・・・あまりにも多すぎてエビでもわかりません(^◇^;)厚生労働省ですら、約600品目と、数字の前に”約”をつけているくらいですから。
とりあえず、リストになっている物は612品目あるようです。(数え間違えが無ければ)

一般飲食物添加物
一般に飲食に供されているもので添加物として使用されるものです。食品衛生法第10条では、「一般に食品として飲食に供されているもので添加物として使用されるもの」と定義されています。
一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目リスト

コメント:リスト上は(数え間違えが無ければ)115品目。ただし、他の食品でも添加物として使用した場合は一般飲食物添加物となるので、これの品目数にはあまり意味がないかもしれません。

とりあえず上記の厚生労働省のHPに記載されている分類はあげました。

(なお、品目数は現時点のものであることをお断りしておきます)





・・・しかし、個人的には”「食品添加物公定書」に掲載されている添加物”という分類も加えたいと思います。

これを詳しく知っている方はそんなに多くないと思われますので、公定書については次回ということで。

2011年3月 6日 (日)

食品添加物に関する基礎用語(前書き)

さて、久しぶりに執筆活動を再開するわけですが・・・。
改めてHPを見直してみると、食品添加物の基本的用語をあまり記述していないことに気がついた。

例えば・・・

用途名
(着色料・甘味料・調味料・酸味料・苦味料等・保存料・酸化防止剤・発色剤・漂白剤・防かび剤・増粘安定剤・乳化剤・ガムベース・光沢剤・香料・強化剤・酵素・製造用剤)

制度的分類
(指定添加物、既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物)

用途名にはないけど、使い方として呼ばれているもの
(日持ち向上剤、にがり等)

一括名

表示が免除される場合
(栄養強化、加工助剤、キャリーオーバー)

・・・一部は簡単に書きましたけど、結構説明してないですね(^_^;)
(まあ、作製したHPは、食品添加物を個別に解説するスタイルがメインではありましたが)

というわけで、まずはこの辺の基本的事項から少しずつ書いていこうと思います。

まずは、お約束ですが食品衛生法での添加物の定義を。

食品衛生法 第四条  

○2  この法律で添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によつて使用する物をいう。

○3  この法律で天然香料とは、動植物から得られた物又はその混合物で、食品の着香の目的で使用される添加物をいう。

法律的には、食品衛生法第4条の2項および3項で規定されている、ということですね。

(ちなみに○1は食品の定義です。:この法律で食品とは、すべての飲食物をいう。ただし、薬事法 (昭和三十五年法律第百四十五号)に規定する医薬品及び医薬部外品は、これを含まない。 )

これから色々と詳しい内容を書いていきますので、こうご期待!?

・・・最後に一言。
食品添加物の分類に”防腐剤”なるものは存在しません!
それゆえ、この単語が出てきた本やHPは内容の信頼性がとっても怪しいですのでご注意を。

2011年3月 5日 (土)

前書きといいわけ

どうも、エビでございます。
2001年(平成13年)に、主に食品添加物についてのHPを立ち上げました。

蛭子ミコト

当時の前書きを転記します。
まえがき -このページをつくったわけ-
 
どうも世間一般では、食品添加物はすごい悪者として扱われているようです。ホームページを検索エンジンで探してみると、検査機関 や企業を除いては「こんなに添加物って危険なものなんですよ!」といった論調で書かれているページが多いようです。2002年は、違法添加物の事件が色々 あったので、なおさら悪いイメージが先行しているようです。        

 ・・・しかし、本当にそんなに危険な物なのでしょうか?実際のところ、世間に流通していて一般受けするような本が「動物実験の結 果、こんな毒性がある」→「だから使用するのは危険である」といったふうに紹介していて、それをそのまま鵜呑みにしていることが多いようです。科学の目で みると、それは誤った認識としか言わざるを得ません。

       

 もっとも、専門家でない限り、週刊誌や書籍を読んだりテレビを見ていたら、悪いイメージを持つのは、無理もありません。(マスコミも基本的に食品添加物を悪者に扱ってますし。また文章や喋りがうまいんだ、こういう人たちは)

       

 そこで、食品添加物の正しい知識を知ってもらいたいと思い、このページを作りました。 食品添加物の真実や本当の問題点など、様々なことを書いていきたいと思います。

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開設してから約3年間活動してましたが、2004年の7月を最後に、更新がぷっつり切れてます(^◇^;)

・・・言い訳すると・・・

●仕事が食品添加物からカビ毒など別のものになった。モチベーションは上がらないし、資料も前より入手しにくくなったし・・・。

●CGIを自分で探してきて掲示板設置したけれど、掲示板へのスパム攻撃に個人レベルでは対処できなくなった(^◇^;)そのためさらにやる気ダウン。

●ホームページ作成に使っていたFrontPageというソフトがいつの間にか消えていた・・・。別のソフトに切り替えても使い勝手が違うから手をつけ辛く(^◇^;)

●今は無き某SNSで、普通の人を相手に食品衛生ネタ使っていた。

・・・まあ、色んな要因があってHP更新の気力が無くなってしまったわけです(ダメジャン・・・)

しかし、

ここ1,2年ほどで食品衛生系のBlogが色々あることに気がつき、

ブログやツイッターなどでコメントつけているうちに、昔HP立ち上げたころの情熱?が少しずつ戻って来たのです。

それに、元々テキストばっかりのHPですので、むしろブログ形式の方が向いているだろうな、と考え、このたびブログを始めることにしました。

昔と比べ知識や思考に若干の変化もあるので、元のHPの内容を少しずつ改良しながら、食品添加物だけでなく食品衛生系全般のことについて多少マニアックな視点も加えながら書いていく予定です。

では、これからよろしくお願いします。

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